巻き肩で肩こりがつらい原因とは?セルフチェック・改善方法を解説|刈谷市


巻き肩で肩こりがつらい原因とは?セルフチェック・改善方法を専門家が解説|刈谷市
「肩が前に出ている気がする」「横から見ると背中が丸くなっている」「肩こりが何年も続いている」「マッサージを受けてもすぐに肩がこる」
このような悩みがある方は、巻き肩と肩こりが関係している可能性があります。
巻き肩は、単純に「姿勢が悪い」というだけの問題ではありません。
肩甲骨、肩関節、胸郭、首、胸の筋肉など、身体のさまざまな部分の位置や動きが関係しています。
そのため、肩こりを感じる場所だけを揉んだり、ストレッチしたりしても、しばらくすると再び肩がこってしまうケースがあります。
この記事では、巻き肩と肩こりの関係について、
巻き肩とはどのような状態なのか
なぜ巻き肩になると肩こりを感じやすいのか
自宅でできる巻き肩セルフチェック
巻き肩になりやすい原因
自分でできるストレッチ・運動
肩を揉んでも肩こりが繰り返す理由
鍼灸やラジオ波、運動療法によるアプローチ
当院で行っているエコーを使った身体の評価
まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
巻き肩とは?
肩が前に出てしまう状態
巻き肩とは、立った姿勢や座った姿勢で、肩が身体の前方へ入り込むように見える状態を指します。
鏡を見たときに、
肩が前に出ている
腕が内側を向いている
胸が閉じているように見える
肩甲骨が外側へ開いているように見える
といった特徴がみられることがあります。
ただし、「肩が前に出ている」という見た目だけで、身体の状態を正確に判断できるわけではありません。
肩関節だけでなく、肩甲骨や胸郭、背骨などの動きも関係するためです。
巻き肩の基本的な状態
巻き肩では、肩関節周囲の位置関係が変化し、上腕骨が内側へ回りやすくなったり、肩甲骨が前方・外側へ位置しやすくなったりすることがあります。
また、胸郭の位置や背中の丸まり、首の位置なども関係します。
そのため、
「巻き肩だから肩だけを治せばよい」
とは限りません。
身体全体の姿勢や動作を確認することが大切です。
正常な肩と巻き肩の違い
自然に立った状態でも、肩の位置には個人差があります。
そのため、単純に「肩が前にある=悪い姿勢」と決めつけることはできません。
重要なのは、
肩関節がどの程度動くのか
肩甲骨が正常に動くのか
胸郭が動くのか
首や背中に負担がかかっていないか
肩こりや痛みなどの症状があるか
といった点です。
見た目だけではなく、姿勢と動作を合わせて確認することがポイントになります。
巻き肩と猫背は同じ?
巻き肩と猫背は似ていますが、同じものではありません。
巻き肩は主に肩が前方へ入り込んでいる状態を表します。
一方、猫背は背中が丸くなった姿勢を指します。
また、首が前に出る「頭部前方位」や、一般的に「ストレートネック」と呼ばれる状態が同時にみられることもあります。
つまり、
猫背+巻き肩+頭部前方位
のように、複数の姿勢上の特徴が組み合わさっているケースもあります。
そのため、巻き肩だけを改善しようとするのではなく、肩・背中・首・胸郭などを総合的に確認することが大切です。
巻き肩になりやすい人の特徴
以下のような生活習慣がある方は、巻き肩になりやすい傾向があります。
パソコンを長時間使用する
スマートフォンを長時間見る
デスクワークが多い
車の運転時間が長い
前かがみで作業することが多い
運動不足
胸や背中の筋肉が硬い
肩甲骨を大きく動かす機会が少ない
長時間同じ姿勢でいる
特に現代では、スマートフォンやパソコンを使う時間が長く、身体を前方に固定する時間が増えています。
なぜ巻き肩になると
肩こりが起こりやすいの?
巻き肩の方すべてに肩こりが起こるわけではありません。
しかし、肩が前方へ入り込んだ状態が続くことで、首や肩周囲の筋肉に負担がかかり、肩こりを感じやすくなることがあります。
肩が前に出ることで首・肩に負担がかかる
肩の位置が前方へ変化すると、肩甲骨や上腕骨だけではなく、首や背中を含めた身体全体の位置関係にも影響します。
身体は一部分だけで動いているわけではありません。
肩を前に出した姿勢を長時間続けると、首や肩周囲の筋肉が姿勢を支えるために働き続けることがあります。
これが肩周囲の「張り」「重さ」「だるさ」などにつながる場合があります。
肩甲骨が動きにくくなり肩周囲の負担が増える
肩甲骨は、腕を動かす際に重要な役割を持っています。
腕を上げたり、後ろへ引いたりするときには、肩甲骨も一緒に動きます。
ところが、日常的に肩が前へ入った姿勢が続くと、肩甲骨の動きが小さくなってしまうことがあります。
その結果、肩を動かす際に周囲の組織へ負担がかかりやすくなる場合があります。
胸の筋肉が硬くなり肩を前に引っ張る
巻き肩との関係で注目されるのが、胸の筋肉です。
代表的なのが、
大胸筋
小胸筋
です。
デスクワークやスマートフォン操作など、身体の前側で作業する時間が長いと、胸周囲の筋肉が硬く感じられることがあります。
胸の筋肉の柔軟性が低下すると、肩甲骨や肩関節の動きにも影響する可能性があります。
ただし、胸の筋肉だけが巻き肩の原因とは限りません。
僧帽筋や肩甲挙筋などに負担が集中する
肩や首周囲には、姿勢を支えるために働く筋肉がたくさんあります。
代表的なのが、
僧帽筋
肩甲挙筋
菱形筋
などです。
巻き肩や猫背のような姿勢が続くことで、これらの筋肉に負担がかかり、肩や首の張りを感じることがあります。
肩関節だけでなく胸椎・肋骨・首も関係する
巻き肩を考えるときに重要なのが、肩だけを見るのではなく、肩甲骨・胸椎・肋骨・首なども含めて考えることです。
例えば胸椎の動きが小さくなっている場合、肩関節や肩甲骨の動きで補おうとすることがあります。
そのため、
「肩こりだから肩だけを施術する」
のではなく、
「なぜ肩に負担がかかっているのか」
を確認することが重要です。
巻き肩と肩こりの関係を簡単に解説
巻き肩と肩こりの関係を簡単にすると、次のような流れが考えられます。
巻き肩になりやすい姿勢が続く
↓
肩甲骨・肩関節・胸郭などの動きが変化する
↓
首・肩周囲の筋肉への負担が増える
↓
筋肉が緊張しやすくなる
↓
肩の張り・重さ・こりを感じる
ただし、肩こりには姿勢だけでなく、運動不足、睡眠、ストレス、作業環境など、さまざまな要因が関係します。
そのため、巻き肩だけを肩こりの原因と決めつけることはできません。
あなたは巻き肩?
自宅でできる簡単セルフチェック
「自分は巻き肩なのかな?」と気になる方は、簡単なチェックをしてみましょう。
チェック① 壁に背中をつけて立つ
壁に背中を向けて、できるだけ自然な姿勢で立ってみましょう。
このとき、
後頭部
背中
お尻
などがどのように壁へ接するか確認します。
肩だけを無理に壁へ押し付ける必要はありません。
無理に姿勢を作るのではなく、普段に近い状態を確認することがポイントです。
チェック② 横から姿勢を確認する
スマートフォンなどで横から写真を撮って確認してみましょう。
チェックするポイントは、
肩が前に出ていないか
背中が丸くなっていないか
頭が前に出ていないか
骨盤が大きく傾いていないか
などです。
自分では気づきにくい姿勢のクセを確認できます。
チェック③ 腕を自然に下ろしたときの手の向き
立った状態で力を抜いて腕を下ろします。
このとき、手のひらがどの方向を向いているか確認してみましょう。
ただし、手の向きだけで巻き肩を判断することはできません。
身体の形には個人差があるため、あくまで目安として考えてください。
チェック④ 仰向けに寝たとき肩が床から浮く
仰向けに寝て、身体の力を抜きます。
このとき、肩が床から大きく浮いていないか確認してみましょう。
ただし、体型や胸郭の形などによっても差があるため、これだけで巻き肩と判断することはできません。
チェック⑤ 腕を上げたときの左右差
両腕をゆっくり上げてみます。
その際、
右と左で動きが違う
片側だけ上げにくい
肩が痛い
肩甲骨の動きが左右で違う
などがないか確認します。
左右差が大きい場合や痛みを伴う場合は、単純な巻き肩だけではない可能性もあります。
セルフチェックで注意したいこと
セルフチェックは、あくまで身体の状態を知るための目安です。
チェック結果だけで、
「自分は巻き肩だから肩こりが起きている」
と判断することはできません。
特に、
強い肩の痛み
腕や手のしびれ
力が入りにくい
腕が上がらない
外傷後から痛みがある
などがある場合は、医療機関への相談も検討してください。
巻き肩になりやすい5つの原因
原因① スマホを長時間見る
スマートフォンを見るときは、顔を下へ向け、腕を身体の前に出す姿勢になりやすくなります。
この姿勢が長時間続くと、首・肩・背中に負担がかかることがあります。
対策としては、スマートフォンをできるだけ目線に近づけたり、長時間同じ姿勢を続けないことが大切です。
原因② パソコン・デスクワーク
デスクワークでは、腕を前に出した状態を長時間維持します。
さらに、
モニターが低い
椅子が合っていない
キーボードが遠い
長時間休憩しない
といった環境が重なると、肩や首への負担が増える可能性があります。
原因③ 長時間の運転
車の運転も、腕を前に出した姿勢を長時間続ける活動です。
特に長距離運転では、肩・首・背中を動かす機会が少なくなります。
定期的に休憩を入れ、身体を動かすことを意識しましょう。
原因④ 運動不足
運動不足になると、肩甲骨や胸郭を大きく動かす機会が減ります。
また、身体を支える筋肉の働きが低下すると、姿勢を維持することが疲れやすくなる場合があります。
巻き肩対策では、ストレッチだけでなく、必要に応じて筋力や身体の使い方も確認することが大切です。
原因⑤ 身体の使い方・姿勢のクセ
人にはそれぞれ、
片側ばかり使う
足を組む
バッグをいつも同じ側で持つ
仕事中に同じ姿勢を続ける
などのクセがあります。
巻き肩も「姿勢が悪い」という一言だけで説明できるものではありません。
どのような動作を毎日繰り返しているのかを見ることが重要です。
巻き肩による肩こりは
どんな症状につながる?
巻き肩のある方では、肩こり以外にも首や背中などに違和感を覚えることがあります。
ただし、以下の症状が必ず巻き肩によって起こるわけではありません。
首こり・肩こり
首から肩にかけて、
重い
張る
だるい
こっている
と感じることがあります。
肩甲骨周囲の張り
肩甲骨周囲に張りや違和感を覚える方もいます。
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けた後に感じやすい場合があります。
頭痛
首や肩周囲の筋肉の緊張に関連して、頭痛を感じる場合があります。
ただし、頭痛には片頭痛などさまざまな種類があるため、「肩こり=すべて姿勢が原因」と考えないことが重要です。
腕・肩の動かしにくさ
巻き肩そのものだけでなく、肩関節や肩甲骨の動きに問題がある場合、腕を上げたり後ろへ回したりする動作が行いにくくなることがあります。
痛みを伴う場合は、単なる姿勢の問題ではない可能性もあります。
背中の張り
肩が前に入ることで、背中側の筋肉に負担を感じる場合があります。
「肩こりだと思っていたけれど、実際には肩甲骨周囲や背中も張っている」というケースもあります。
呼吸が浅く感じることもある
猫背や巻き肩のような姿勢では、胸郭の動きが小さくなる場合があります。
そのため、「胸が開きにくい」「深く息を吸いにくいように感じる」という方もいます。
ただし、息苦しさには心臓や肺などさまざまな原因があるため、強い息苦しさや胸痛がある場合は、姿勢の問題と自己判断せず医療機関を受診してください。
巻き肩を改善するために
重要な3つのポイント
巻き肩への対策では、単純に「胸を張る」だけではなく、身体が動きやすい状態を作ることが重要です。
① 硬くなった部分を動かす
まずは動きが小さくなっている部分を確認します。
特に、
大胸筋
小胸筋
広背筋
首周囲
などの柔軟性を確認します。
ただし、「硬いから必ず伸ばす」というわけではありません。
身体の状態に合わせて行うことが重要です。
② 肩甲骨を動かす
肩甲骨は、腕を動かす際に重要な役割を担っています。
肩甲骨には、
上方回旋
下方回旋
内転
外転
など、さまざまな動きがあります。
肩甲骨を無理なく動かせるようにすることは、肩周囲の動きを考えるうえで重要です。
③ 支える筋肉を鍛える
ストレッチだけではなく、身体を支える筋肉を使えるようにすることも重要です。
例えば、
前鋸筋
僧帽筋
菱形筋
ローテーターカフ
などが挙げられます。
ただし、筋肉を強くすることだけが目的ではありません。
「必要な筋肉を、必要なタイミングで使える身体にする」
ことが大切です。
自宅でできる
巻き肩・肩こり改善ストレッチ
ここでは、自宅で取り組みやすい運動を紹介します。
痛みが出る場合は無理に行わないでください。
大胸筋ストレッチ
壁や柱などに手を置き、胸の前がゆっくり伸びる位置まで身体を回します。
ポイントは、強く引っ張ることではありません。
「胸が軽く伸びる」と感じる程度で十分です。
呼吸を止めず、ゆっくり行いましょう。
小胸筋を意識した胸のストレッチ
小胸筋は肩甲骨と関係する胸の深部にある筋肉です。
壁などを利用して腕を適切な位置に置き、胸の前が伸びる姿勢を作ります。
ただし、小胸筋だけを正確に伸ばすことは自分では難しいため、痛みがある場合は無理をしないようにしてください。
胸椎伸展ストレッチ
巻き肩が気になる方は、胸だけでなく背中の動きも確認しましょう。
椅子やタオルなどを利用し、胸椎をゆっくり伸ばす運動を行います。
「腰を反る」のではなく、胸のあたりが動くことを意識するのがポイントです。
肩甲骨を動かすエクササイズ
肩をすくめたり、肩甲骨を寄せたりするだけではなく、
「肩甲骨が滑らかに動く」
ことを意識しましょう。
前後・上下など、痛みのない範囲でゆっくり動かします。
前鋸筋エクササイズ
前鋸筋は肩甲骨の動きに関係する重要な筋肉です。
壁に手をついて行う簡単な運動から始める方法もあります。
肩をすくめず、肩甲骨を滑らかに動かすことを意識しましょう。
壁を使った巻き肩改善運動
壁に背中をつけ、腕をゆっくり動かす運動もおすすめです。
ただし、無理に腕を壁につけようとすると、腰を反ったり肩をすくめたりすることがあります。
「正しいフォームで無理なく動かせる範囲」で行ってください。
ストレッチをしても
肩こりが改善しない場合
ストレッチを続けているのに肩こりが変わらない場合は、
ストレッチする場所が合っていない
肩甲骨がうまく動いていない
筋力が不足している
日常生活で同じ姿勢を続けている
肩関節そのものに問題がある
首や神経など別の要因がある
など、別の原因が隠れている可能性があります。
「もっとストレッチをすればいい」と考えるのではなく、一度身体の状態を確認することも大切です。
肩こりの場所と原因の場所は
同じとは限らない
例えば肩がこっているからといって、肩の筋肉だけに問題があるとは限りません。
肩甲骨、胸郭、胸の筋肉、首、背中、身体の使い方などが関係している場合があります。
そのため、肩だけを繰り返し揉んでも、日常生活で同じ負担がかかれば再び肩こりを感じることがあります。
巻き肩の原因となる胸・肩甲骨・胸郭を評価する
巻き肩が気になる場合は、
胸の筋肉
肩甲骨
肩関節
胸椎
肋骨
首
などの動きを確認します。
重要なのは、「どこが硬いか」だけではありません。
どこが動いて、どこが動いていないのか
を確認することです。
一時的に筋肉をほぐすだけでは姿勢・動作の問題が残ることがある
筋肉をほぐすことで、一時的に身体が動かしやすくなることがあります。
しかし、その状態で日常生活に戻り、再び長時間のデスクワークやスマートフォン操作を続ければ、同じ負担がかかる可能性があります。
そのため、必要に応じて、
施術+運動+日常生活の見直し
を組み合わせることが重要です。
日常生活の姿勢や身体の使い方まで考える必要がある
巻き肩を考えるときは、「姿勢を良くしよう」と意識するだけでは十分ではありません。
例えば、
パソコンの高さ
椅子の高さ
スマートフォンを見る時間
運転時間
休憩の取り方
運動習慣
などを見直してみましょう。
巻き肩・肩こりに鍼灸は効果がある?
鍼灸は、肩こりなどの症状に対する施術方法の一つです。
ただし、
「鍼をすれば巻き肩そのものが治る」
と考えるのではなく、肩こりの症状や筋肉の緊張、身体の動きなどを確認したうえで活用することが重要です。
鍼灸で狙う筋肉
肩こりの状態に応じて、
僧帽筋
肩甲挙筋
菱形筋
大胸筋周辺
小胸筋周辺
肩甲骨周囲
などを確認します。
ただし、すべての方に同じ場所へ鍼をするわけではありません。
身体の状態や症状に応じて施術部位を判断します。
鍼灸で肩こりの筋緊張にアプローチする
肩こりでは、首や肩周囲の筋肉が張っていることがあります。
鍼灸では、そのような筋肉の状態に対して鍼を用いたアプローチを行います。
施術後に身体が動かしやすくなったと感じる方もいます。
鍼通電を組み合わせる場合
必要に応じて、鍼に電気刺激を組み合わせる鍼通電を行うこともあります。
筋肉の状態や症状を確認しながら、刺激量を調整します。
刺激に対する感じ方には個人差があるため、無理のない範囲で行うことが重要です。
鍼灸だけでなく姿勢・運動も重要
巻き肩を考えるうえで、鍼灸だけに頼る必要はありません。
例えば、
鍼灸で身体を動かしやすい状態にする
↓
肩甲骨・胸郭などを動かす
↓
必要な筋肉をトレーニングする
↓
日常生活で身体の使い方を見直す
というように、複数の方法を組み合わせることが大切です。
ラジオ波は
巻き肩・肩こりにどう使う?
当院では、身体の状態に応じてラジオ波を施術に取り入れることがあります。
ラジオ波は、身体を温める目的などで使用される施術機器です。
ラジオ波で肩・背中周囲を温める目的
肩や背中周囲の筋肉が硬く感じられる場合、温熱によって身体を温め、リラックスした状態で施術や運動を行いやすくする目的で使用することがあります。
筋肉が硬く動かしにくい場合のアプローチ
肩周囲の筋肉が硬く、身体を動かしにくい場合には、
ラジオ波
↓
身体を動かす
↓
ストレッチ・運動
という流れで施術することがあります。
ラジオ波→運動・ストレッチという考え方
大切なのは、ラジオ波を受けて終わりにしないことです。
身体が動かしやすくなったタイミングで、必要な運動を行うことで、日常生活で身体を使いやすくすることを目指します。
パーソナルトレーニングで
巻き肩を改善するには?
巻き肩への対策では、ストレッチだけでなく、身体を正しく動かすためのトレーニングも重要です。
巻き肩は「伸ばす」だけでは不十分
巻き肩というと、
「胸を伸ばす」
「肩を後ろに引く」
というイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし、身体を良い位置に保つためには、動かす柔軟性だけでなく、身体を支える筋肉や運動のコントロールも必要です。
肩甲骨を正しく動かすトレーニング
肩甲骨は、
上方回旋
下方回旋
内転
外転
など、さまざまな方向へ動きます。
単純に「肩甲骨を寄せる」だけではなく、腕を動かしたときに肩甲骨が適切に動くことを目指します。
胸郭・体幹を使うトレーニング
肩だけを動かすのではなく、胸郭や体幹も一緒に動かすことが重要です。
特に、
肩甲骨が動きやすい胸郭
を作ることを意識します。
前鋸筋・僧帽筋などを鍛える
肩甲骨の動きを支える筋肉をトレーニングします。
ただ筋肉を大きくするのではなく、
正しい姿勢で、正しいタイミングで筋肉を使う
ことを重視します。
当院では巻き肩・肩こりを
どのように評価する?
刈谷はりきゅうマッサージ院では、巻き肩や肩こりに対して、症状のある場所だけを見るのではなく、身体の状態を確認したうえで施術方法を検討することを大切にしています。
① 問診
まず、現在の症状について詳しくお聞きします。
例えば、
どこがこるのか
いつから症状があるのか
どのようなときに肩こりを感じるのか
デスクワークの時間
スマートフォンの使用時間
運動習慣
睡眠状況
痛みやしびれの有無
などを確認します。
② 姿勢・動作を確認
次に、身体の姿勢や動きを確認します。
例えば、
正面から見た姿勢
横から見た姿勢
後ろから見た姿勢
肩甲骨の動き
肩関節の動き
胸郭の動き
首の動き
などを確認します。
「肩が前に出ている」という見た目だけで判断しないことが重要です。
③ エコーで筋肉・軟部組織を確認
当院の特徴の一つが、エコーを使用して身体の状態を確認できることです。
エコーでは、身体の内部をリアルタイムで確認しながら、筋肉などの軟部組織の状態を評価する際に活用できます。
触診や姿勢・動作の確認だけでは分かりにくい部分も含めて、必要に応じて確認します。
ただし、エコーだけですべての肩こりの原因が分かるわけではありません。
問診・身体所見・動作評価などと組み合わせて総合的に判断します。
④ 神経系の状態も確認
肩こりや肩周囲の違和感がある場合でも、筋肉だけが原因とは限りません。
腕や手のしびれ、感覚異常、力の入りにくさなどがある場合には、神経系の状態も考える必要があります。
当院では、必要に応じて神経系の状態や身体の動きを確認し、施術方針を検討します。
⑤ 必要に応じて鍼灸・ラジオ波・運動療法を組み合わせる
身体の状態に応じて、
鍼灸施術
鍼通電
神経施術
ラジオ波
ストレッチ
パーソナルトレーニング
などを組み合わせます。
重要なのは、すべての方に同じ施術を行うのではなく、その方の状態に合わせることです。
巻き肩・肩こりに対する
刈谷はりきゅうマッサージ院の施術
エコーを使った状態確認
エコーを使用し、必要に応じて筋肉などの軟部組織を確認します。
姿勢・動作評価や触診と組み合わせながら、身体の状態を確認します。
神経施術
肩こりや肩周囲の症状について、筋肉だけでなく神経系の状態にも着目します。
特にしびれや動かしにくさなどがある場合は、症状の経過を詳しく確認します。
鍼灸施術
肩や首、肩甲骨周囲の筋肉の緊張などに対して鍼灸施術を行います。
症状や身体の状態に応じて施術部位を選択します。
必要に応じて、鍼に電気刺激を組み合わせます。
刺激量は身体の状態や感じ方を確認しながら調整します。
ラジオ波
筋肉が硬く感じられる場合などに、身体を温める目的で使用することがあります。
その後のストレッチや運動と組み合わせることで、身体を動かしやすい状態を作ることを目指します。
パーソナルトレーニング
姿勢や肩甲骨、胸郭、体幹などの動きを確認しながら、必要なトレーニングを行います。
「筋肉を鍛える」だけではなく、身体を効率よく動かすことを重視します。
自宅でできるセルフケア指導
施術を受けるだけではなく、自宅で行えるストレッチや運動、日常生活での注意点などもお伝えします。
肩こりを繰り返さないためには、日常生活での身体の使い方も重要だからです。
巻き肩・肩こりについて
よくある質問
Q. 巻き肩だと肩こりになりやすいですか?
巻き肩の方すべてに肩こりが起こるわけではありません。
しかし、肩甲骨や肩関節、胸郭などの動きが変化することで、首や肩周囲に負担がかかり、肩こりを感じやすくなる場合があります。
Q. 巻き肩は自分で治せますか?
軽い姿勢のクセであれば、日常生活の見直しやストレッチ、運動などによって身体の使い方を変えていくことは可能です。
ただし、痛みやしびれ、強い左右差などがある場合は、自己判断せず専門家に相談しましょう。
Q. 巻き肩と猫背は違いますか?
違います。
巻き肩は肩が前方へ入り込む状態、猫背は背中が丸くなった姿勢を指します。
ただし、両方が同時にみられることはあります。
Q. 巻き肩はストレッチだけで改善できますか?
ストレッチが役立つ場合はありますが、すべての方にストレッチだけで十分とは限りません。
筋力、肩甲骨や胸郭の動き、日常生活の姿勢なども確認する必要があります。
Q. 筋トレをすると巻き肩は改善しますか?
適切な筋肉を適切な方法で使えるようにすることは、巻き肩対策の一つになります。
ただし、やみくもに筋トレをするのではなく、自分の身体の状態に合った運動を行うことが重要です。
Q. マッサージしても肩こりが戻るのはなぜですか?
肩こりを感じている場所と、身体に負担をかけている場所が異なる場合があるためです。
肩周囲をほぐすだけではなく、肩甲骨、胸郭、首、姿勢、身体の使い方などを確認することも重要です。
Q. 鍼灸は巻き肩・肩こりにできますか?
鍼灸は肩こりなどの症状に対する施術方法の一つです。
ただし、鍼灸だけで巻き肩そのものを矯正するという考え方ではなく、筋肉の緊張などの状態を確認しながら、必要に応じて運動や姿勢改善と組み合わせます。
Q. ラジオ波は巻き肩に使えますか?
身体の状態によっては、肩や背中周囲を温める目的で使用することがあります。
ただし、すべての方に適しているわけではないため、状態を確認したうえで使用します。
Q. 肩こりと手のしびれがある場合はどうすればいいですか?
手のしびれがある場合は、単なる肩こりや巻き肩だけではなく、首や神経などが関係している可能性もあります。
症状が強い場合や力が入りにくい場合は、整形外科などの医療機関で相談してください。
Q. どのくらいの期間で変化しますか?
身体の状態や症状が続いている期間、生活習慣などによって異なります。
「何回で必ず変わる」とは一概に言えません。
まず現在の身体の状態を確認し、そのうえで必要な施術や運動を検討することが大切です。
