刈谷市や隣接する安城市・知立市にお住まいの方の中には、「原因がわからない痛み」で悩まれている方が多くいらっしゃいます。
「病院で異常なしと言われたのに、痛みが続いてつらい」「薬ではごまかせない痛みに困っている」そんな声をよく耳にします。
当院では、神経・筋膜・自律神経に着目した専門的な鍼灸・整体施術を行い、根本的な改善を目指しています。このブログでは、「痛み」の本当の仕組みと、あなたの痛みがどこから来ているのかを理解するヒントを、わかりやすくご紹介します。

原因不明の痛みが
ナゼ起きるのか？
刈谷市の鍼灸整体院が解説

「どこに行っても異常なし。でも痛い」それは「二次痛」かもしれません。
痛みには大きく分けて【一次痛】と【二次痛】があります。
一次痛：ケガや炎症など、明確な原因があるときの痛み（例：ねんざや切り傷）
二次痛：原因となる刺激が消えた後も、神経や脳が痛みを感じ続けてしまう痛み（例：慢性腰痛、頭痛など）

つまり、体には異常がないのに痛い状態＝脳や神経の誤作動であることが多いのです。
これが「原因不明」と言われる理由です。

中枢神経による
痛みの制御とその反応

鍼や整体などの施術を受けた後、一時的に痛みが強くなった経験はありませんか？
それは「DNIC（痛みの抑制システム）」が働いているサインです。
DNICとは、「別の刺激を与えることで、脳が痛みを一時的に調整するシステム」のこと。鍼などの施術はこの作用をうまく利用しています。
施術後すぐに痛みが強くなる場合もありますが、それは一時的なもの。2〜3日後には痛みがやわらぎ、神経の働きも正常に戻ってくることが多いです。
「一時的に悪化した」と焦らず、体が回復に向かうステップと捉えてください。

痛い場所だけが原因じゃない！
痛みの質と場所を分析

「腰が痛いのに、原因は首だった」…そんなことが実際によくあります。
これは、筋膜や神経が全身でつながっているからです。
例えば、パソコン作業が続いて首がこると、そこから背中・腰へと負担が広がり、結果的に腰痛が起きるケースもあります。
当院では、丁寧な問診と神経・筋膜の触診を行い、痛みの本当の原因を探します。そのため、「ずっと治らなかった痛みが、1回の施術で変わった」という声も多数いただいています。

鍼施術で得られる適度な刺激の意味

鍼を刺した瞬間「ビーン！」と電気が走るような感覚を経験された方もいるかもしれません。
この感覚は、神経や筋膜に鍼が適切に届いた証拠です。強い痛みではなく「奥が響くような刺激」であれば心配はありません。
神経が一時的に興奮することで、脳が痛みの信号をリセットする作用も期待できます。
もちろん、痛みに敏感な方にも配慮し、当院では細くて柔らかい鍼を使い、刺す角度や深さを調整しています。

当院の施術紹介：専門性と実績

当院では、以下のような痛みに対応しています。
頚肩腕症候群：首・肩・腕の痛みやしびれ
坐骨神経痛：お尻〜太もも〜ふくらはぎの痛みや違和感
自律神経の乱れによる不定愁訴：頭痛・動悸・全身のだるさなど

これらは一見すると「バラバラな症状」に思えますが、神経や筋膜のつながりを意識して施術することで、まとめて改善されるケースが多いのです。

おわりに：次のステップへ

「痛みは我慢するもの」ではありません。
むしろ、早めの対応が回復を早くするカギです。
まずはご自身の痛みの場所・質・きっかけを振り返ってみてください。そして、「少しでも違和感がある」「病院では異常なしだった」という方は、一度ご相談ください。