【陸上のシンスプリント】すねの痛みの原因と治し方|疲労骨折との違いも専門家が解説


陸上で
シンスプリントになると?
原因・治し方・予防法を専門家が解説【刈谷市の鍼灸整体院】
陸上部で頑張っている中学生・高校生の中には、「走るとすねの内側が痛い」「練習後に足がズキズキする」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
その症状はシンスプリントかもしれません。
シンスプリントは陸上競技で非常に多いスポーツ障害の一つです。特に長距離選手や中距離選手、新入部員や練習量が急激に増えた選手に多くみられます。
初期の段階で適切に対応できれば比較的早期に競技復帰できますが、無理をして走り続けると疲労骨折へ進行するケースもあります。
当院ではエコー検査による評価を行いながら、神経施術・鍼灸施術・ラジオ波施術を組み合わせ、陸上選手の早期復帰をサポートしています。
シンスプリントとは?
シンスプリント
(脛骨内側ストレス症候群)とは
シンスプリントは正式には「脛骨内側ストレス症候群(Medial Tibial Stress Syndrome)」と呼ばれます。
脛骨とはすねの骨のことで、その内側に繰り返しストレスが加わることで炎症や痛みが発生します。
陸上競技をはじめ、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど走る機会の多いスポーツで発症しやすいのが特徴です。
ランニング障害の代表例ともいわれています。
陸上選手に多い理由
陸上競技では何千回、何万回という着地衝撃が足へ加わります。
特に
長距離
中距離
駅伝
クロスカントリー
などの種目では発症率が高くなります。
一方で短距離選手や跳躍選手も発症するため注意が必要です。
シンスプリントが起こる場所
多くの場合、
内くるぶしの上方
すねの内側後方
に痛みが出現します。
押したときに数センチから10センチ以上の範囲で痛みが広がるのが特徴です。
陸上選手がシンスプリントになる原因
練習量の急激な増加
最も多い原因は練習量の急激な増加です。
新入部員の走り込み
夏休みの強化練習
大会前の追い込み
などで発症するケースがよくあります。
筋肉や骨が適応する前に負荷が増えることで炎症が発生します。
ふくらはぎの筋肉の硬さ
シンスプリントには
ヒラメ筋
後脛骨筋
長趾屈筋
などの筋肉が深く関与しています。
これらの筋肉が硬くなると脛骨を引っ張る力が強くなり、骨膜へのストレスが増加します。
足のアーチ低下(偏平足)
偏平足の選手は着地時に足が内側へ倒れやすくなります。
これをオーバープロネーションと呼びます。
衝撃吸収能力が低下し、シンスプリント発症リスクが高まります。
股関節や体幹機能の低下
シンスプリントは足だけの問題ではありません。
股関節や体幹が弱いとフォームが崩れ、足への負担が増加します。
当院でも再発を繰り返す選手ほど股関節機能の低下がみられる傾向があります。
シューズやスパイクの問題
クッション性の低下
サイズ不適合
ソールの摩耗
なども原因になります。
特に長期間使用したシューズは衝撃吸収能力が低下するため注意が必要です。
シンスプリントの症状チェック
初期症状
初期は
練習後だけ痛い
走り始めだけ痛い
ウォーミングアップ後は楽になる
という特徴があります。
この段階で対処できれば比較的早く改善します。
中等度
症状が進行すると
練習中も痛い
スピード練習で悪化
練習後に強く痛む
ようになります。
重症
さらに悪化すると
歩行時も痛い
階段がつらい
日常生活に支障が出る
状態になります。
この症状は要注意
以下の場合は疲労骨折の可能性があります。
夜間痛
腫れ
ピンポイントの激痛
早めの医療機関受診をおすすめします。
シンスプリントと疲労骨折の違い
疲労骨折とは
疲労骨折とは繰り返しの負荷によって骨にヒビが入る状態です。
スポーツ選手では珍しくありません。
見分け方
シンスプリント
広範囲に痛い
温まると軽減する
押す範囲が広い
疲労骨折
一点が強く痛い
運動しても改善しない
押す場所が限定される
ただし自己判断は危険です。
エコー検査が有効な理由
当院ではエコー検査を活用しています。
エコーでは
骨膜周囲の状態
炎症反応
軟部組織の変化
を確認できます。
状態を可視化できるため適切な施術計画につながります。
シンスプリントは走ってもいい?
軽症なら可能なケース
痛みが10段階中3以下で
フォームが崩れない
練習後に悪化しない
場合は練習内容を調整しながら継続できる場合があります。
休むべきケース
以下の場合は休養が必要です。
ジャンプで痛い
歩行で痛い
痛みが増加傾向
練習を続けるリスク
無理をすると
疲労骨折
数か月の離脱
パフォーマンス低下
につながります。
シンスプリントの治し方
急性期
まずは炎症を抑えることが重要です。
アイシング
練習量調整
痛みを誘発する運動の制限
を行います。
炎症が落ち着いたら
ストレッチ
筋膜ケア
関節可動域改善
を進めます。
再発予防に必要なこと
痛みだけ改善しても再発します。
重要なのは
ランニングフォーム改善
股関節機能改善
足部機能改善
です。
自宅でできる
シンスプリント改善ストレッチ
ふくらはぎストレッチ
壁に手をついてアキレス腱を伸ばします。
30秒×3セット行いましょう。
足裏ストレッチ
足底筋膜を柔らかくすることで足のアーチ機能改善につながります。
足首モビリティ改善
足首の柔軟性が低いと着地衝撃が増加します。
しゃがみ込み運動がおすすめです。
後脛骨筋セルフケア
テニスボールなどを活用して筋肉の緊張を和らげます。
刈谷はりきゅうマッサージ院の
シンスプリント専門施術
エコー検査による状態把握
痛みの原因を可視化し、施術方針を明確にします。
神経施術
神経の滑走性を改善し、筋肉への過剰な緊張を軽減します。
鍼灸施術
血流促進や疼痛緩和を目的として行います。
ラジオ波施術
深部組織まで熱エネルギーを届け、回復をサポートします。
刈谷市・安城市・知立市・豊田市・大府市でシンスプリントにお悩みの方へ
部活動を休みたくない
大会が近い
何度も再発する
病院で異常なしと言われた
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
シンスプリントは早期対応が非常に重要です。
痛みを我慢して走り続ける前に、一度状態を確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
シンスプリントは何日で治りますか?
軽症なら2〜4週間程度、重症では数か月かかることもあります。
湿布だけで治りますか?
湿布は痛みの緩和には有効ですが、原因改善にはなりません。
鍼灸は効果がありますか?
筋緊張や血流改善を目的として活用されることがあります。
練習は休むべきですか?
痛みの程度によって判断が必要です。無理な継続はおすすめできません。
シンスプリントと疲労骨折の違いは?
シンスプリントは広範囲の痛み、疲労骨折は一点の強い痛みが特徴です。
