手のしびれ・痛みは手根管症候群かも?刈谷・安城・知立で専門的な鍼灸×神経施術

    愛知県刈谷市で接骨院や病院で治らない手の痺れ・手根管症候群を改善する鍼灸整体院のブログ
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    手根管症候群は、手や指にしびれや痛みを引き起こす神経障害の一つで、特に中高年の女性やデスクワーク・家事・育児を日常的に行う方に多く見られます。刈谷市や安城市、知立市といった地域でも、パソコン作業やスマートフォンの使用時間が長い方が増えており、手首を酷使する環境にあります。そのため、手根管症候群は決して珍しいものではなく、早期発見と適切な対処が大切です。

    手根管症候群とは?
    刈谷市の鍼灸整体院が解説

    手根管症候群とは、手首にある「手根管」というトンネル状の空間で、正中神経(せいちゅうしんけい)が圧迫されることによって生じる疾患です。この正中神経は、親指から薬指までの感覚や動きを司る重要な神経で、圧迫されるとしびれや痛み、筋力低下などの症状が現れます。初期の段階では軽いしびれや違和感程度でも、放置すると日常生活に大きな支障をきたすため注意が必要です。

    主な症状

    手根管症候群の症状は、初期段階では「なんとなく手がしびれる」といった軽いものですが、進行すると次のような症状が現れます。

    しびれ・痛み親指、人差し指、中指、薬指の一部にかけてのしびれやピリピリする痛み。特に夜間や朝方に症状が強くなるのが特徴です。

    筋力低下親指の付け根にある「母指球筋(ぼしきゅうきん)」がやせ細り、細かい動作(ボタンかけや箸使いなど)が難しくなります。

    感覚異常物に触れても感覚が鈍くなるなど、触覚に異常を感じることもあります。

    原因・リスク因子

    手根管症候群の原因は、正中神経への慢性的な圧迫です。その原因となるリスク因子には以下のようなものがあります。

    手の酷使長時間のパソコン作業やスマホ使用、料理や掃除などの家事。

    ホルモン変化妊娠や更年期など女性ホルモンの変動により、手根管内にむくみが起きやすくなります。

    糖尿病・リウマチ
    神経や関節に炎症を起こす病気がある方は発症リスクが高まります。

    遺伝的要素や加齢加齢により関節や神経の柔軟性が低下しやすくなります。

    自宅でできるチェック方法

    気になるしびれや違和感がある場合は、次のようなセルフチェック法で簡易的に確認できます。

    ティネル徴候手首の内側を軽く叩いたときに、指先までしびれが走るかどうか確認

    ファーレンテスト両手の甲を合わせて手首を90度に曲げ、そのまま1分ほどキープ。しびれが増す場合は陽性

    OKサインテスト親指と人差し指で丸を作る動作。母指球筋の筋力低下があるときは正しく作れません

    これらは簡易的な判断基準ですが、気になる症状があれば早めに専門機関の受診をおすすめします。

    保存療法と当院の施術

    軽度から中等度の手根管症候群には、まず保存療法が選択されます。

    スプリント療法夜間や作業中に手首を固定し、神経への圧迫を軽減

    神経滑走運動
    正中神経の動きを滑らかにするための運動療法

    ストレッチ指導筋肉の柔軟性を高め、手根管の内圧を下げます

    さらに当院では、エコーを用いて神経の圧迫部位を可視化し、神経施術によって神経の滑走性を回復。鍼灸を併用することで炎症を抑え、血流を促進することで回復を早めます。

    やってはいけない生活習慣・動作

    手根管症候群の悪化を防ぐには、日常の中で次のような習慣に注意することが大切です。

    手首の過度な屈伸スマホ操作時のうつむき姿勢や、手首を曲げたままの作業

    連続作業掃除、料理、PC作業などを休憩なしで長時間行う

    強く握る・ねじる動作ペットボトルのキャップ開けや重い鍋を持つ動作

    手首に無理な負担をかけないよう、「こまめな休憩」「作業姿勢の見直し」を心がけましょう。

    セルフケア&再発予防

    手根管症候群の改善再発予防には、日常のセルフケアが効果的です。

    ストレッチ手首・前腕のストレッチを毎日数回行い、筋肉の柔軟性を維持

    休憩ルーチン作業中は1時間に1回の小休止を習慣化

    サポーターの活用手首の安定性を高め、余分な動きを抑えます

    当院では、セルフケアの指導にも力を入れており、患者様の生活スタイルに合わせたアドバイスを行っています。

    手術が必要になるケース

    保存療法でも症状が改善しない場合や、以下のような重度の症状がある場合は手術が検討されます。

    ・母指球筋の著しい筋萎縮
    ・強い痛みやしびれが日常生活に支障をきたしている
    ・長期間にわたり改善が見られない

    一般的には「手根管開放術」という方法で、圧迫されている靭帯を切開し神経の圧迫を取り除きます。術後は適切なリハビリが必要です。

    当院の治療後フォロー
    (アフターケア)

    再発予防と機能回復のためにリハビリが非常に重要です。

    ・鍼灸による炎症やむくみの早期軽減
    ・神経滑走運動や筋力回復トレーニングの指導
    ・日常生活での注意点や再発予防のセルフケア


    地域密着型の当院ならではのきめ細かなサポートで、刈谷市・安城市・知立市の皆様の健康をサポートいたします。

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