50代の坐骨神経痛が原因不明なのはなぜ?MRIで異常なしと言われた方へ


50代の坐骨神経痛が
原因不明なのはなぜ?
考えられる原因と対処法
「50代になってから、お尻から足にかけて痛みやしびれが出てきた」
「病院でMRIやレントゲンを撮ったけれど、特に大きな異常はないと言われた」
「坐骨神経痛と言われたものの、原因がよく分からない」
このような症状や不安を抱えていませんか?
坐骨神経痛は、腰やお尻から脚にかけて痛みやしびれが出る代表的な症状の一つです。
しかし、「坐骨神経痛」という言葉だけでは、なぜ症状が出ているのかまでは分かりません。
50代になると、腰椎の変化や脊柱管の狭窄、椎間板の問題などが関係することがあります。一方で、腰だけではなく、お尻周辺の筋肉や関節、末梢神経、場合によっては腰以外の病気が関係していることもあります。
また、画像検査で異常が見つかったとしても、その画像所見が必ずしも現在の痛み・しびれの原因とは限りません。
この記事では、50代の坐骨神経痛が「原因不明」と言われる理由、考えられる原因、痛みやしびれの出方から考えるポイント、医療機関を受診したほうがよい症状、鍼灸や神経への施術を検討する場合の考え方まで、できるだけ分かりやすく解説します。
50代の坐骨神経痛が
「原因不明」と言われるのはなぜ?
坐骨神経痛は病名ではなく「症状」を表す言葉
まず知っておきたいのが、坐骨神経痛は一つの病気の名前ではなく、症状を表す言葉だということです。
坐骨神経は、腰から出た神経が骨盤やお尻を通り、太ももの裏からふくらはぎ、足先へ向かって走る大きな神経です。
この神経に関連する部位で問題が起こると、
お尻が痛い
太ももの裏が痛い
ふくらはぎがしびれる
足先がジンジンする
電気が走るような痛みがある
足に力が入りにくい
などの症状が出ることがあります。
こうした症状をまとめて「坐骨神経痛」と呼ぶことがあります。
つまり、
「坐骨神経痛がある」=「原因が分かった」
というわけではありません。
そのため、坐骨神経痛の改善を考えるためには、なぜ坐骨神経に関連する症状が出ているのかを考えることが重要になります。
MRIやレントゲンで異常がない=痛みの原因がない、ではない
「MRIを撮ったけれど異常なしと言われたから、原因はないのでしょうか?」
このように考える方もいます。
しかし、画像検査で大きな異常が見つからなかったことと、「痛みやしびれの原因が存在しないこと」は同じではありません。
MRIやレントゲンは非常に重要な検査ですが、それぞれ得意とする情報があります。
例えば、画像検査では、
骨の状態
椎間板の状態
脊柱管の状態
神経が通る場所の狭さ
明らかな構造上の異常
などを確認することができます。
一方で、
どの動作で症状が強くなるのか
どの姿勢で症状が軽くなるのか
筋肉や軟部組織の状態
動作中の身体の使い方
神経の動きや滑走に関連する問題
複数の要因が重なっている状態
などは、画像だけでは判断しにくい場合があります。
そのため、画像検査の結果だけで症状を判断するのではなく、症状の経過や身体の状態を合わせて考えることが大切です。
「画像の異常」と「症状の原因」は必ずしも一致しない
50代になると、腰椎の変形や椎間板の変化などが画像検査で見つかることがあります。
しかし、画像に変化があるからといって、それが必ず痛みの原因とは限りません。
例えば、腰椎に変形があっても、痛みやしびれがない方もいます。
反対に、画像上では大きな異常がないにもかかわらず、強い痛みやしびれを感じる方もいます。
そのため、
「MRIに異常がある=それが原因」
とも、
「MRIに異常がない=原因がない」
とも、単純には判断できません。
大切なのは、画像所見と実際の症状が一致しているのかを確認することです。
50代の坐骨神経痛で
考えられる主な原因
50代で坐骨神経痛のような症状がある場合、原因は一つとは限りません。
代表的なものを順番に見ていきましょう。
腰部脊柱管狭窄症
50代以降の坐骨神経痛を考える際に、重要な疾患の一つが腰部脊柱管狭窄症です。
脊柱管とは、背骨の中にある神経の通り道です。
加齢に伴う椎間板や関節、靭帯などの変化によって神経の通り道が狭くなると、腰やお尻、脚に痛みやしびれが出ることがあります。
特に特徴的なのが、
「歩いていると脚が痛くなったりしびれたりするが、少し休むと楽になる」
という症状です。
ほかにも、
長く立っているとつらい
歩く距離が短くなった
前かがみになると楽
自転車では比較的楽
お尻から脚にしびれがある
などがみられることがあります。
ただし、これらの症状だけで脊柱管狭窄症と断定することはできません。
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアも、坐骨神経痛の代表的な原因の一つです。
背骨の間にある椎間板の一部が後方へ突出し、神経に影響することで、腰やお尻から脚にかけて痛みやしびれが生じることがあります。
例えば、
お尻から脚にかけて痛い
足がしびれる
電気が走るような痛み
咳やくしゃみで痛みが強くなる
前かがみで症状が悪化する
足に力が入りにくい
などがあります。
ただし、MRIで椎間板ヘルニアが見つかった場合でも、そのヘルニアが現在の症状に関係しているのかを確認することが重要です。
腰椎変性すべり症
50代以降では、腰椎変性すべり症も考える必要があります。
これは、腰椎が本来の位置から前後方向にずれることで、神経の通り道が狭くなるなどの問題が生じる状態です。
症状としては、
腰痛
お尻の痛み
太ももの痛み
脚のしびれ
歩くと症状が強くなる
などがあります。
特に、立っていると症状が強くなり、座ったり休んだりすると楽になる場合には、腰椎の状態を医療機関で確認することが大切です。
腰椎分離症・分離すべり症
腰椎分離症は、若い頃から存在していた腰椎の問題が、年齢を重ねることで症状に影響するケースもあります。
「50代になって突然発症した」と思っていても、実際には若い頃からの腰の状態に、加齢や仕事、運動、日常生活での負担が重なって症状が出ている場合があります。
そのため、
「いつから腰痛があったのか」
という過去の経過も重要な情報になります。
梨状筋症候群
坐骨神経痛の原因を考えるとき、腰だけに注目しないことも大切です。
お尻の深い部分には梨状筋という筋肉があります。
坐骨神経は、この梨状筋の近くを走っているため、お尻周辺の状態によって坐骨神経に関連する症状が出ることがあります。
例えば、
腰よりもお尻が痛い
お尻の奥が痛い
長時間座るとつらい
お尻を押すと痛い
お尻から太ももの裏にかけて違和感がある
などです。
ただし、「お尻が痛い=梨状筋症候群」と決めつけることはできません。
腰椎、股関節、仙腸関節、筋肉、神経など、複数の可能性を考える必要があります。
仙腸関節や股関節周囲の問題
お尻の痛みや脚の痛みがあると、すぐに「坐骨神経痛」と考えてしまう方もいます。
しかし、骨盤にある仙腸関節や股関節周囲の問題でも、お尻や太もも周辺に痛みが出ることがあります。
特に、
階段で痛い
車の乗り降りで痛い
靴下を履くときに痛い
股関節を動かすと痛い
長時間歩くとお尻が痛い
などの場合には、腰だけでなく股関節周囲も含めて確認することが大切です。
お尻・太もも周辺の筋肉や筋膜の問題
お尻や太ももの筋肉に負担がかかることで、痛みや違和感が生じることもあります。
代表的な筋肉として、
大殿筋
中殿筋
梨状筋
ハムストリングス
などがあります。
ただし、
「筋肉が硬いから坐骨神経痛になっている」
と単純に決めつけることはできません。
筋肉の緊張が結果として生じている可能性もあるため、症状が出たきっかけや動作との関係を確認することが重要です。
末梢神経の問題
坐骨神経に関連する症状がある場合、腰から出る神経だけを見るのではなく、神経が脚へ向かって走っていく過程も考える必要があります。
例えば、
特定の場所を圧迫するとしびれる
特定の姿勢でしびれが強くなる
腰を動かしても症状があまり変化しない
足の一部分に限局したしびれがある
などの場合には、神経の走行を含めて評価することがあります。
糖尿病などによる末梢神経障害
「脚がしびれる=坐骨神経痛」とは限りません。
糖尿病などによる末梢神経障害や、ビタミン欠乏、薬剤などがしびれに関係することもあります。
特に、
両足がしびれる
足先から左右対称にしびれる
徐々に範囲が広がっている
腰を動かしてもしびれが変わらない
といった場合には、整形外科だけでなく内科などへの相談が必要になる場合があります。
その他の病気
坐骨神経痛のような痛みやしびれがある場合でも、すべてが腰や神経の問題とは限りません。
例えば、
骨粗鬆症に伴う圧迫骨折
感染症
腫瘍
血管の病気
泌尿器系の病気
婦人科系の病気
内科的な病気
などが関係している可能性もあります。
そのため、症状が強い場合や、いつもと違う症状がある場合には、自己判断で「坐骨神経痛だから大丈夫」と考えないことが重要です。
痛み・しびれの場所から原因を考える
坐骨神経痛のような症状がある場合、「どこが痛いのか」だけでなく、「どこからどこまで症状が広がっているのか」を確認することも重要です。
お尻から太ももの裏が痛い場合
お尻から太ももの裏にかけて痛みがある場合、腰椎由来の神経症状だけでなく、お尻周囲の筋肉や関節なども考える必要があります。
特に、
座ると悪化する
お尻の奥が痛い
歩くと痛い
腰を動かしてもあまり変化しない
など、症状が出る条件を確認してみましょう。
お尻からふくらはぎまでしびれる場合
お尻だけでなく、太ももの裏からふくらはぎまでしびれが続く場合には、神経に関連する症状の可能性があります。
「ジンジンする」「ビリビリする」「電気が走る」など、痛みの性質も重要な情報です。
足の裏・足先までしびれる場合
足の裏や足先までしびれがある場合には、神経の問題だけでなく、末梢神経障害なども考える必要があります。
特に両足に同じようなしびれがある場合には、腰だけに原因を求めないことが重要です。
片脚だけ痛い場合
片側のお尻から脚にかけて症状がある場合、腰椎から出る神経や坐骨神経などが関係している可能性があります。
ただし、片脚の症状だけで原因を特定することはできません。
両脚がしびれる場合
両脚にしびれがある場合は、腰部脊柱管狭窄症などの腰椎疾患だけでなく、末梢神経障害なども考える必要があります。
症状が進行している場合や、筋力低下を伴う場合には、早めに医療機関で相談しましょう。
腰痛がほとんどないのに脚が痛い場合
「腰が痛くないのに坐骨神経痛になるの?」
と疑問に思う方もいるでしょう。
坐骨神経に関連する症状があるからといって、必ず強い腰痛を伴うとは限りません。
お尻や脚の痛み・しびれが中心になるケースもあります。
そのため、
「腰が痛くないから腰とは関係ない」
とも、
「脚が痛いから必ず坐骨神経痛」
とも言い切れません。
50代の坐骨神経痛は
「痛みが出る動作」から原因を考える
原因不明と言われた坐骨神経痛を考えるうえで、非常に役立つのが「どんな動作で症状が変化するか」です。
歩くと痛くなり、休むと楽になる
歩くことで脚の痛みやしびれが強くなり、少し休むと楽になる場合は、腰部脊柱管狭窄症などを考える重要な材料になります。
特に、
「以前は30分歩けたのに、今は10分程度で脚が痛くなる」
というように歩ける距離が徐々に短くなっている場合は、一度医療機関で相談しましょう。
座っているとお尻が痛くなる
長時間座っていることでお尻の奥が痛くなる場合には、お尻周辺の筋肉や神経、股関節などが関係している可能性があります。
デスクワークや車の運転など、座っている時間が長い方は特に症状との関連を確認してみましょう。
前かがみになると痛い
前かがみで症状が強くなる場合、腰椎椎間板ヘルニアなどが関係している可能性があります。
ただし、前屈で痛いという一つの情報だけで原因を特定することはできません。
腰を反らすと痛い
腰を反らすことで症状が強くなる場合には、腰椎や脊柱管周囲への負担などを考えることがあります。
特に、立っていると症状が強くなり、座ると楽になる場合には、腰部脊柱管狭窄症なども含めて医療機関で確認するとよいでしょう。
寝ていても痛い
動いていないのに強い痛みが続く、夜間も痛みで目が覚めるなどの場合には、単純な筋肉の疲労だけと考えないことが大切です。
特に、
発熱がある
体重が急に減った
強い倦怠感がある
痛みが急激に悪化している
などを伴う場合は、早めに医療機関へ相談してください。
病院でMRI・レントゲンを撮っても
「異常なし」と言われる理由
「坐骨神経痛なのにMRIで異常なしと言われました」
というケースでは、検査の意味を理解することが大切です。
MRIで分かること・分からないこと
MRIでは、レントゲンでは確認しにくい椎間板や神経周囲の状態などを確認できます。
そのため、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などを評価するうえで重要な検査です。
一方で、MRIだけですべての痛みの原因が分かるわけではありません。
例えば、
動作によって変化する症状
筋肉の使い方
姿勢
痛みが出る動作
症状の再現性
などは、実際の身体の状態と合わせて考える必要があります。
レントゲンで分かること・分からないこと
レントゲンでは骨の形や配列、変形などを確認することができます。
一方で、椎間板や神経などについてはMRIのほうが詳しく評価できる場合があります。
つまり、
「レントゲンで異常なし」=すべての原因が否定されたということではありません。
症状によって、必要な検査は異なります。
画像検査では確認しにくい神経の問題
神経症状では、単純に「神経が圧迫されているかどうか」だけではなく、症状がどのような動作で変化するのかも重要です。
例えば、
座るとしびれる
歩くとしびれる
特定の姿勢で痛みが強くなる
特定の場所を動かすと症状が再現される
などです。
そのため、画像検査の結果に加えて、症状の経過や身体所見を総合的に考える必要があります。
「原因不明」と言われた50代の
坐骨神経痛で確認したい5つのこと
病院で「大きな異常はありません」と言われた場合でも、次の5つを整理してみましょう。
どこからどこまで痛み・しびれがあるか
「どこから症状が始まって、どこまで広がっているのか」
を確認します。
例えば、
「右のお尻だけ」
なのか、
「右のお尻から太ももの裏、ふくらはぎまで」
なのか、
「両足の足先」
なのかで、考えるべきことが変わります。
どんな姿勢・動作で悪化するか
歩く
座る
立つ
前かがみ
腰を反らす
階段
車の運転
など、どの動作で症状が変わるかを確認します。
どんな姿勢で楽になるか
「何をすると痛いか」だけでなく、
「何をすると楽になるのか」
も重要です。
例えば、
「座ると楽」
「前かがみになると楽」
「横になると楽」
など、症状が軽くなる姿勢を確認してみましょう。
足に力が入りにくくなっていないか
単なる痛みやしびれだけではなく、
階段が上りにくい
つまずくようになった
片足立ちがしにくい
足に力が入らない
などの変化がないか確認してください。
筋力低下がある場合は、自己判断で様子を見ず、医療機関への相談が必要です。
症状がいつから、どのように変化したか
「いつから始まったのか」も重要です。
例えば、
「3日前から急に」
「半年くらい前から徐々に」
「以前から腰痛があり、最近になって足がしびれるようになった」
では意味が異なります。
症状の経過をメモしておくと、医療機関や施術者へ相談するときにも役立ちます。
50代の坐骨神経痛で
「やってはいけないこと」
痛いのに無理にストレッチを続ける
「坐骨神経痛にはストレッチ」と聞いて、痛みを我慢しながら無理に伸ばしていませんか?
ストレッチが合う人もいれば、症状によっては刺激によって痛みやしびれが強くなることもあります。
特に、しびれや電気が走るような痛みがある場合は、無理に伸ばす前に原因を確認しましょう。
自己判断で強く揉む
お尻や腰が痛いからといって、強く揉めばよいとは限りません。
痛みが強い場所を繰り返し刺激することで、かえって症状が強くなる場合があります。
痛みを我慢してウォーキングを続ける
健康のためのウォーキングは大切ですが、歩くたびに脚の痛みやしびれが強くなる場合は注意が必要です。
特に「歩く→痛くなる→休むと楽になる」という状態が続く場合は、原因を確認してから運動量を調整しましょう。
「年齢のせい」と放置する
50代になると、
「もう年齢だから仕方ない」
と考えてしまう方もいます。
しかし、痛みやしびれの原因がすべて年齢だけで決まるわけではありません。
症状が続いている場合は、原因を一度整理することをおすすめします。
しびれや筋力低下があるのに整体だけで様子を見る
痛みだけでなく、
足に力が入りにくい
つまずく
歩きにくい
両脚がしびれる
排尿や排便に変化がある
などの症状がある場合は、まず医療機関への相談が優先されます。
こんな坐骨神経痛は早めに医療機関へ
坐骨神経痛のような症状の中には、早めの診察が必要なケースがあります。
足に力が入りにくい
「痛い」だけではなく、「力が入らない」という症状が出ている場合は注意が必要です。
歩き方がおかしくなってきた
以前と比べて、
足が上がりにくい
つまずく
歩くのが不安定
などの変化がある場合は、早めに相談してください。
両脚のしびれが強くなっている
片脚だけではなく両脚に症状がある場合や、徐々にしびれが広がっている場合には、医療機関での評価をおすすめします。
排尿・排便の異常がある
坐骨神経痛に加えて、
尿が出にくい
尿が漏れる
排便の感覚がおかしい
股の周囲がしびれる
などの症状がある場合は、緊急性の高い疾患が隠れている可能性があります。
このような場合は、鍼灸院や整体院で様子を見るのではなく、速やかに医療機関へ相談してください。
安静にしていても強い痛みが続く
動いたときだけではなく、安静にしていても強い痛みが続く場合には注意が必要です。
発熱や体調不良を伴う
坐骨神経痛のような症状とともに、
発熱
強い倦怠感
急激な体重減少
全身状態の悪化
などがある場合には、別の疾患が隠れている可能性もあるため、医療機関で確認しましょう。
刈谷はりきゅうマッサージ院では
坐骨神経痛に対してどの様な施術をする?
坐骨神経痛に対して鍼灸を検討する場合でも、単純に「坐骨神経痛だからこの場所に鍼をする」というわけではありません。
症状の場所や痛み方、動作との関係などを確認したうえで、施術方法を検討します。
坐骨神経痛だからといって同じ場所に鍼をするわけではありません
例えば、
「お尻が痛い」
という方でも、
腰からの神経症状
お尻周囲の筋肉
股関節
骨盤周囲
神経の走行
など、考えるべき要素は異なります。
そのため、症状が出ている場所だけを刺激するのではなく、身体全体の状態を確認することが重要です。
痛み・しびれの場所と動作を確認する
「どこが痛いか」
だけでなく、
「いつ痛いのか」
「何をするとしびれるのか」
「どの姿勢なら楽なのか」
を確認します。
症状の変化を把握することで、施術方針を考える材料になります。
筋肉だけでなく神経の状態を考える
坐骨神経痛という名前がついている以上、神経に関連した症状なのかを考えることが重要です。
ただし、神経症状があるからといって、すべてが腰椎の神経圧迫によるものとは限りません。
そのため、
筋肉・関節・神経・動作
を分けて考えることが大切です。
エコーで確認しながら坐骨神経痛の状態を評価
当院では、必要に応じてエコー(超音波観察装置)を施術の評価に活用しています。
エコーは、レントゲンやMRIとは異なる情報を確認できることがあります。
エコーで筋肉・腱・軟部組織を確認する
エコーでは、身体の表面から筋肉や腱などの軟部組織を観察することができます。
痛みがある場所にどのような状態があるのかを確認するための補助的な情報として活用します。
痛みがある場所を実際に確認する
「ここが痛い」という場所を確認しながら、周囲の組織の状態を評価します。
ただし、エコーで見えたものが必ず症状の原因とは限りません。
そのため、問診や身体の動きなどと合わせて総合的に判断することが重要です。
動作と合わせて状態を確認する
身体は静止しているときと動いているときで状態が変化します。
そのため、
症状が出る動作 → 身体の状態を確認 → 施術後の変化を確認
という流れで評価することがあります。
